雲州平田は現在の島根県出雲市平田地区の旧称です。
など農作物を育てるのに適した地域です。
雲州平田で採れる食材は高品質です。
また、その食材を使った加工品も格別です。
ぜひ雲州平田の歴史が息づく食材をご賞味下さい。
雲州平田は、出雲大社と松江をつなぐ中間地点に位置しています。
時は鎌倉時代、年代にして1300年代の前期、この地は近江商人らによって開拓されました。
1700年代(江戸時代)初頭には綿作が始まり、大阪など上方でその品質の良さを評価され「雲州平田木綿」と呼ばれていました。
水上交通を利用した「雲州平田木綿」の集散地として賑わい、木綿業を中心に商人らの全盛期を迎えます。
海、山、湖、川と自然が豊かなこの地では食産業にも恵まれ、酒、醬油、和菓子なども町と共に発展しました。
かつて「木綿街道」として賑わいを見せた雲州平田は、今でも「切妻妻入塗家造り」の町家や、白壁の土蔵に囲まれた江戸時代中期の佇まいや文化を今に残し、時間の流れを感じさせる落ち着いた雰囲気を愉しめる貴重な地域となりました。
そして、ほとんどが創業100年を超える老舗は、令和となった今でも長年培った技術・心意気を受け継ぎながら、伝統の味を守り続けています。
マルニシ物産では、そんな雲州平田の地元商品を扱っております。
どうぞ一度お手に取っていただけると幸いです。